スキンケア豆知識

米のとぎ汁洗顔について

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米のとぎ汁洗顔は、その名のとおり、米をとぐ際に出るとぎ汁を使って洗顔する方法です。
なにげなく流しに捨ててしまうとぎ汁ですが、実は、美肌成分の宝庫なのです。

とぎ汁は、精米過程で除けなかった細かい米ぬかの成分が水に溶け込んだ、乳白色の液体です。

米ぬかは一般の石けんと同じく弱アルカリ性で、汚れを落とす作用があります。
この作用を利用して、古来、日本の女性たちは、米ぬかを小さな布袋に詰めた「ぬか袋」で、顔や体を洗っていました。

江戸時代の末、黒船に乗って日本にやってきたアメリカのペリー提督は、日本人女性の肌の美しさに驚いたといいます。
ある文献に「日本女性は顔にシミがなく、老いてもシワが少ない」と記した、という話を聞いたことがあります。
石けんもクリームもなかった当時、日本人女性はぬか袋で洗顔するくらいしか、素肌ケアはしていませんでした。
それなのに、ペリー提督を驚かせるほどの素肌美を誇っていたのです。

明治、大正、昭和と時代が進むにられていきましたが、それとともに、さまざまな肌トラブルに悩む女性がふえてきたのですから、皮肉なことです。
高価な化粧品に目を奪われるよりも、古くからの日本人の知恵に、学ぶべきなのかもしれません。

さて、米ぬかには40種類以上の有効成分が含まれていることがわかっています。
なかでも特徴的なのは、植物性の脂肪分と、ビタミン類が豊富なことです。
この植物性の脂肪分は、肌についた皮脂や汚れをきれいに取り去る作用があります。
また、ビタミンB、B2、B6やビタミンEなどのビタミン類は、皮膚の新陳代謝を高め、若々しい美肌作りに役立ちます。

さらに、米ぬかには「セラミド」という成分が含まれています。
セラミドとは、皮膚表面の細胞のすきまを埋めている脂質成分で、細胞間脂質とも呼ばれます。
体内の水分の蒸発を防ぎ、肌を乾燥から守る重大な役目を担っており、潤いのある肌を保つうえでカギとなる重要な成分がセラミドなのです。

肌が乾燥し、カサつきやすい人は、セラミドが不足しています。
クレンジング剤や洗顔料は、肌のセラミドを必要以上に奪ってしまいがちなため、洗顔後に肌が突っ張ったり、カサついたりすることがあるのです。

米ぬかに含まれるセラミドは、人間の肌のセラミドと構造などが非常によく似ています。
米ぬかで洗顔すると、米ぬかのセラミドと肌のセラミドが融合して、肌の奥まで浸透していきます。
その結果、肌の潤いが保たれ、肌への刺激に対するバリア(防御)機能も高まり、滑らかでみずみずしい肌になるのです。

米ぬかの効用は、おおむねおわかりいただけたと思います。
しかも、とぎ汁洗顔には、米ぬか袋にはない大きなメリットもあるのです。
それが「ソフトなピーリング作用」です。
ピーリングとは、皮膚表面の角質を薄く剥離し、組織の再生を促す方法です。
昨今の皮膚科学では、美しい素肌を取り戻す技術として主流になりつつある方法です。

肌を傷つけることなく、余分な古い角質だけを優しく落とす。
このためには、米のとぎ汁がベストなのです。
米ぬか袋の場合、いくらソフトに洗顔しようとしても、布でこするため、肌に過剰な刺激を与える可能性が否定できません。
一方、米のとぎ汁は、細かい粒子の米ぬかが水に溶けています。
その米ぬかの細かい粒子が、古い角質を優しく落としてくれるのです。

こうしたソフトなピーリング作用により、米のとぎ汁洗顔はシミにもたいへん効果があります。

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